職歴が風俗しかない人へ。昼職に就職・転職はできる?

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たまに相談されるのが「職歴が風俗しかありません」という相談。

 

正社員や派遣社員になりたい。

でも高校や大学を卒業して、ずっと風俗一本で働いているので転職は厳しいでしょうか?

 

と聞かれることがある。

 

 

風俗は何歳まででも出来る仕事とはいえ、

体力勝負なところがある。

それに、ずっと続けるような仕事じゃないと思う。

 

 

だから職歴が風俗しかないと

「このままずっと風俗か、一生アルバイト・・・?」

と不安だと思う。

 

 

でも、大丈夫。

職歴が風俗しかなくても正社員にはなれる。

 

 

今回は昼職への転職のコツや

職歴が風俗しかなかった子が風俗嬢から別の職業に

転職した話を紹介しようと思う。

 

 

 

転職のコツ: 風俗で働いていた期間の職務履歴について

 

転職を考える時に一番悩むのが

 「風俗で働いていた期間を転職先に何て話すか?」

 だと思う。 

さすがに正直に「風俗で働いていました」とは言いづらい。

 

この後エピソードを紹介するけど、

私の知り合いには

正直に「風俗で働いてました」と言って

転職に成功しているケースもある。

 だけど、一般的にはマイナスの印象を与えるので言わない方が良い。 

なのでここは嘘も方便ということで

ぼんやりとごまかすのがオススメ。

 

 ごまかし方なんていっぱいある。

例えばこんなの。

 

・家事手伝いをしていました。

・専業主婦でした。

・親の介護をしていました。

・資格を取るための勉強していました。

・飲食でアルバイトしていました。

 

家事手伝いや専業主婦、親の介護だと

面接官も詳しい内容まで突っ込まないから

おすすめ。

 

飲食店のバイトは働いたことがなくても

仕事内容がイメージしやすいのでおすすめ。

 

ちなみに 

アルバイトの会社に対して、

本当に働いていたか在籍確認の連絡がいかないかな?

 

と心配する人がいるけれど、

よっぽどじゃない限りチェックされないので安心してOK。

 

例えば、職歴の話をした時に

いかにも挙動不審で目が泳ぎまくっていたら

問い合わせが行く可能性もあるけど。

 

まあでも、挙動不審だったらそもそも採用されることはないだろう 笑

安心して堂々といこう。

あと、職歴をごまかすときはポイントがあって

こんなのはやっちゃダメ。 

働いていないのに企業の名前を出す

→その企業に迷惑がかかるし、問い合わせられた時に死ぬ。

 

美容師とか施設での介護とか全く未経験の専門職を挙げる、

→働いてた時のエピソードを突っ込まれた時に死ぬ。

 

 資格を持っていないのに持っていると書く

→その資格が必要になった時に死ぬ。

 

 じゃあ次に、風俗から別の職業に転職した

知り合いのエピソードを2つ紹介していく。

 

エピソード①~お金を貯めて、動物看護士に転職~

 これは私がとあるソープで働いていた時のお友達。

 

同じお店で働いていた子なんだけど、

当時10代でお店では上位の売れっ子。

 

お店は中級店でそこそこリピーターさんも

付いていたのでその子は1日10万円ぐらい稼いでいた。

 

 オープンからラストまで出勤する事もよくあって、

超頑張っていたのである日気になって

 

「何でそんなに頑張って出勤してるの?」

 

と聞いてみたら

 

その子「私、動物看護士になりたくて専門学校に入りたいからお金貯めてるんですよー」

と言っていた。 

私はその子の目標に向かって

頑張っている姿が好きで仲が良かった。

 

その後、私はお店を辞めてその子とは

しばらく連絡を取っていなかったんだけど、

数年後、久々に連絡してみた。

 そしたら、

その子「あの後、専門学校に入学したんですよー!

私もお店は辞めて、学校にいる間はコンビニでバイトしながら学校に通ってました!

今は動物病院で働いてます!」

 

と言っていた。

 

夢が叶って楽しそうだったので

私まで嬉しくなった。

 こんな風に、学校に行って資格をとって

就職するパターンもある。 

エピソード②~思い切って正直に話したら採用!不動産営業に転職~

 

これは風俗の子だけじゃなく、

お水の子にも言えることだけど、

実は正社員のお仕事で飲食の次に入りやすいのが営業職。

 

なぜかというと、人の出入りが多いから。

 

そして稀だけど、営業の会社には

夜の仕事をしていた人を積極的に採用してくれる

ところもあったりする。

 私の友達は不動産屋の

内勤営業の面接を受けたことがあった。

 

ちなみに内勤営業というのは

お店に来店したお客様や

問い合わせをくれたお客様に対して営業をする仕事のこと。

 

旅行代理店や保険代理店の窓口、

テレアポなんかも内勤営業に入る。

で、職歴の期間が数年単位で空いていたせいか

 

「前職は何をされてましたか?」

 

と採用担当に聞かれてしまった。

ここで彼女は

「風俗で働いてました!」と正直に答えたらしい 笑 

面接官

「ええ!?」 

面接官もそりゃ驚く。 

面接が終わって

「ダメだろうな~…」と思いながら家に帰り、数日後。

 

 「採用させて頂きますのでよろしくお願い致します!」と電話が来て、

風俗嬢からいきなり正社員として働くことになった。

 

 

その後、職場の上司との個別面談で

 

「何で私採用されたんでしょうね?

風俗で働いてたと面接で話したので、100%落ちると思ってました」 

と言うと、

上司が

「俺も前ホストやってて、この会社ダメ元で受けたら受かったからびっくりしたわ~。

 

夜の仕事って例外なく接客業で、不動産屋って営業職だけど接客業だ。

 

お客様だけやなく、地主さんや他の不動産屋の方と接する機会もある。

 

この会社って夜の仕事してた人はコミュニケーション能力が高いって思ってくれる会社だから、それでだろうな。」

 

と言われたみたい。

 

 

ちなみにこの会社は某大手不動産会社のフランチャイズ店というからびっくり。

 そんな会社もあるよってこと。

番外編〜転職はしたものの、稼ぎたくて風俗に出戻り~

 

別の業界に転職したものの、結局風俗に出戻るパターンの子もいる。

 

その子の場合は風俗を辞めてから

アルバイトで月17万円ぐらい稼いでいたけど、

家庭の事情で家族の面倒を見なければならなかったので

 

どうしてもアルバイトの収入だけでは足りなくなり、

風俗のお仕事に戻ったとのこと。

 

 

あと、彼女の場合は

収入が足りないのもあったけれど、

アルバイトでは2週間休みがないとか

1日12時間半労働がザラで、

体力的にも厳しくなっていたらしい。

 

そのアルバイトは8ヶ月ほどで辞めてしまったらしいけど、

最後の方は腰と膝を壊してしまい、

2週間に1度整形外科に通って

痛み止めの注射を打ちコルセットをしながら仕事をしていた。

こんな風に昼職に転職できたはいいものの、

激務で体を壊してしまっては本末転倒だから

転職先が合わなければ

勇気を持って辞めるのもアリだと思う。

なんだかんだ言って収入的に一番効率がいいのは、

やっぱり風俗。

 

だから昼の仕事が辛ければ、出戻りもあり。

 まとめ

今回は私の友人の転職の経験をいくつか紹介したけど、

意外と風俗から昼職への転職は難しくない。

 アルバイトを挟んだり、学校に行って資格を取ったり

下準備をして転職活動をすれば採用の可能性も上がる。

今の時代、就活をする学生でさえ一発で本命の採用を勝ち取るのは難しい。

どうしても昼職に転職したいのなら、どんどん応募して数をこなしていこう。

 もし、転職をするならある程度お金を貯めて

金銭的にも期間的にも余裕を持たせて転職活動をすると気持ちにも余裕が出る。

 あと、転職してみて

「やっぱり自分には合わないな」と感じたら、

風俗に出戻るのもアリ。

人間関係や仕事が合わないのに

無理に働くのは本末転倒。

 お店によって50歳ぐらいまでなら

全然風俗で働ける。

だから焦らずに自分に合う仕事を探したり、

良い人を見つければ良いと思う。

あなたが幸せなら、それで良いのだ。

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